ここ数年の男遊びを経て開いた新境地
昔は、とてもとても身持ちが固くて、男性関係では真面目な女の子でした。
初めて彼氏ができたのは、大学3年生の21歳の時でした。
その人とは、4,5年付き合っていたと思う。しかも、遠距離で。
その間、他の人とご飯に行く程度のことはあっても、それ以上は何もしなかった。
せいぜい、自分でローター買った程度(笑
その人と別れてから、Tinderを使い始めるようになりました。
といっても、まだ、Tinderがそんなに普及していないころ。出てくるのはほとんどが外国人で、会って飲みに行ったり、ごはん食べたり、それだけでOKなことが多かった。
そんなTinderで出会ったのが、次の彼氏。
デートし始めて、何か月も何か月もたってはじめて体の関係になりました。
待ちすぎて、1回目のときはすぐにフィニッシュしてた(笑
それもまたかわいい。
背が低くて、ちょっと生意気な、2歳年下の男の子。
その子とは1年くらい付き合って、お互いの仕事などの変わり目で破局。
この時すでに、27歳。
周りの女友達も、このくらいの年になると百戦錬磨の兵も出てきて、気軽に誰とでもエッチができることに憧れ始める。
この「やるかやらないかは別だけど、『できる』」という能力に、昔からあこがれがある。
その気になったらできる、っていうのがいい。
社交的で誰とでも話せて、行動力はあるほうだと思う自分が、初めて会った男とすぐに寝れない、という、その「できない」ということがなんだか嫌だった。
そして、ある時から、タガが外れたように、初対面の人と関係を持てるようになってしまった。
ちゃんと数えてないからわからないけれど、30歳現時点で累計20人くらいだから、決して数は多くないけど、1か月で4人の違う人と関係を持った時には「あー、これで生理来なかったら誰のせいにしたらいいんだろう」と本気で考えたこともあります。
あ、もちろん、いつもいつも必ずコンドーム装着です。
基本的に、年下が好きで、攻められるより攻めるほうが好き。
男の子には「きよさん、気持ちいいです」と、さん付け、敬語で話してもらいたいタイプ。
エッチだけじゃなくて、マッサージしてあげたり、耳掃除してあげたり、とりあえず、相手に気持ちよくなってもらいたいし、よがってる顔で興奮できるから、最初のうちはとても楽しかった。
不特定多数の、かわいい、年下の男の子たちとの濃密な一晩。
早漏でも「大丈夫だよ、気持ちよかった?」って頭なでなでしてあげて、なんなら潮まで吹かせてあげられるようになったことが、なんだか嬉しい。
そしてある時思った。「これはお金になる」。
不特定多数とできるんだから、こんなに気持ちよくしてあげることができるんだから。
だから、仕事としてやったらいいんじゃないかな。
でも、本番行為はリスクがあるし、そもそも違法よね?
だったら、手だけのところとか?
仕事で口まで使っちゃったら、将来彼氏ができたときに、彼だけの特別っていうことがなくなってかわいそうだから、やっぱり手だけにしよう。
そういう分野ってなんていうんだ?
デリヘル?ピンサロ?ソープ?
聞きかじったことのあるエロ単語がいろいろ頭を駆け巡ったけど、よくわからない。
でも、手でやるお店で働いちゃったら、その場で、口でやって、入れさせて、ってなって、結局、売春まで発展しちゃうんじゃないかな。
そんな心配がちらりと頭をよぎる。
そんなわけで「非風俗」をキーワードに検索をかけてみた。
つづく。