ポジティブでちょっとエロいお姉さんが大学院留学を 目指す日記

メンエスのお仕事、日々の勉強、考えたことを綴っていきます。

セックスは目的ではなくて手段だという事を実感した話(2)

前回のポストではTinderで知り合った30歳の男性の家に行ったところまで書きましたが今回はその続きです。

 

前回までのお話↓

セックスは目的ではなくて手段だという事を実感した話(1) - ポジティブでちょっとエロいお姉さんが大学院留学を 目指す日記

 

こちらの準備ができないまま、ベッドへ。

気づいたんだけど、この日にはいていたストッキングは、お尻のところがとてつもなく電線していて、でも、見えないしまぁいっか、と思って履いていたもの。

 

1回限りの男とは言え、そんなものは見せたくないので、早々に自らタイツだけ脱ぐ(笑

 

遊んできた30歳だけあって、ネッキングがうまい。

シャワーも浴びていない、歯磨きもしていない初対面の男の体臭はやはり気持ちの良いものではない。よっぽど慣れてからだね。シャワーなしは。

 

官能小説みたいなことは書きたくないので、詳細は省きます。

 

結果、早漏だったけどテクニックやリードはやはり22歳には大差で圧勝。

 

晩御飯を食べに行き、お風呂に入って、まったりタイム。

テレビを見てたと思ったら、隣で静かに寝ている原田さん。

ベッドで寝るように言おうと思ってゆすると「あと5分!あと5分待って!」というのでほっておく。

 

眠いので、23時半ごろに先に就寝。

何事もなくこのまま朝を迎える・・・

 

と、、、

 

思いきや・・・

 

1時間くらい眠ったところで、軽く物音がして目が覚める。

原田さんが目覚めて動き出した音。

 

原田さん「ごめんね、寝ちゃった」

 

別にいいのよ。私も寝てたんだから。もう寝ましょう。

 

そして、ベッドに入って来るや否や体をまさぐってくる三十路。

 

まじか。眠いのに。寝させて。お願い。

 

「すぐ終わるから!一瞬だけ!一瞬だけ!」

 

懇願してきてうるさいので、下半身に精いっぱい力を籠める。

 

原田さん「すぐイクようにめっちゃ締めてきてるでしょ?」

気づいてるのなら早く終わらせてください。

 

行為中には

「生でやったら絶対気持ちいいと思う」という恐ろしい発言や

「また来てくれる?」「ほかの男に抱かれないでよ・・・」

とかわいい発言をされる。

 

その時は適当に「また来るね♪」とか言ったけど・・・

 

絶対にないね。次は。

 

なぜなら、彼は、存在してもいいけど、近くには置きたくないタイプ。

例えセックスがうまかったとしても、半径5mに置きたくないタイプの人間とは行為したくない。

 

セックスは目的ではなく手段。

 

 

出会い系で出会う男性とはすべて、セックスという餌で釣り合っている。

でも、その餌があるからこそ、アイススケートに連れて行ってくれる人がいたり(カナダ人)、ジムに一緒に行ってくれる人がいたり(トレーナー)、梯子の上り方を教えてくれたり(消防士)、いろんなメリットを享受できる。

 

私も、得意なことを教えてあげる。マッサージもしてあげる。

 

快楽だけを求めるのであればバイブで十分。

(映画、メリーに首ったけでも、キャメロンディアス演じる主役が「 I've got a vibrator!」っていってたしね!)

 

とかなんとか言ったけど、「こいつめっちゃ嫌なやつだけど、めちゃめちゃうまいからキープ!」っていうテクニシャンにも会ってみたい!笑

セックスは目的ではなくて手段だという事を実感した話(1)

久しぶりに、今の22才大学生くんとは違う男性と会ってみたいと思い、
Tinderでマッチした原田さん(30才・仮名)に会いに行ってきました。
 

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公共交通機関で2時間くらい。
行ったことない場所だったので、1泊2日の小旅行気分で行きました。
 
この原田さん、夢を追いかけて、いろんな国を点々としてきた人で、
今は、帰国して関連する仕事をしている人!!
普通なら途中であきらめそうなところを、何年も、外国にまで出て努力をしていたのは素晴らしい。一度、お話ししてみたい!
 
と思って、ご足労したわけです。(←自分に使わない表現だよ、って?知ってる知ってる)
 
待ち合わせのバス停で降りると、すぐに分かった。
原田さん「お疲れさまー!ハグー!」
 
おおっ。外国帰りらしい対応。
いきなりのテンションに若干引く。
 
私「あ、お疲れ様。迎えに来てくれてありがとう・・・」
 
早速、近場の観光地へ。風が強くて、せっかく巻いてきた髪の毛がぐちゃぐちゃ。
 
原田さん「手が冷たいよー」
と、急に手をつないでくる。
さすが、チャラい30歳。早い。だてに年取ってない。
 
説明パネルとかで立ち止まると、ハグ。
 
なに、そんなに飢えてるの?
 
会って1時間後には「ちゅーして!」と甘えてくる三十路(原田さんのほう)。
普段は20代としか遊んでいないので、オッサン(あれ、そしたら私はおばさん?w)の甘えにビビる。
 
ハグは適当に。チューははぐらかして、お昼ご飯へ。
 
「交通費払うよ!!」と兼ねてから言っていた原田さんの申し出を断り「ご飯だけごちそうしてね♪」といっていたので、ご厚意に預かる。
ただし、地元のB級グルメ
 
その後、地元では有名なカフェへ。
 
ちょうど、同性愛者の話をしていたので、私の、「ユニバーサルデザインに関する持論を語ってみる。(以下、要約)
 
ユニバーサルデザインというのは、障がい者とか、高齢者にとって易しいだけではなくて、誰にとっても良いものなので、結婚制度とかの変更も、LGBTの為だけに、、、といって考慮するのではなく、「LGBTも含む全ての人にとって良い」ユニバーサルデザインにすべきだ、ということ。
 
例えば、入院した際の付き添いについて家族でないとダメ、という話。
これって、男女のカップルでもダメだったりするし、
家族は疎遠で親友が来てくれる場合もあるし、
とりあえず「家族じゃないとだめだから結婚しないと!」という規則に迷惑している人はいるはず。
(この話は詳しくここでは書かないけど)
 
だから、「同性カップルの為だけに法律をこうこう変えましょう」というと、「そんなマイノリティの為に労力をかけるのは無駄だ」という議論になるけど、全国民にとってメリット有るようにすればいいのではないか。
 
というのが私の持論。
 
お年寄りにとってあけにくい蓋は、若者にとってもやっぱり、あけやすくはない。
 
それに対する原田さんの回答。
 
「日本の法律が気に入らないなら、同性婚が認められている国に行けばいい。」
 
 
な。なんと。
 
 
こういうのをなんていうんだろう?排他的?違う。
 
 
「ここのラーメン、塩辛すぎるんだよねー。店長に抗議して味を変えてもらう」
という話であれば「気に入らないなら他の店行け!」と言えるかもしれない。
 
でもそれって国レベルでそんなこと言ってていいのかなぁ・・・。
そのラーメン屋との差を明確に線引きできない私。
でも、彼に対する不信感がもやもやと心に残る。
 
こう続ける原田さん。
「おれは、日本ではやりたい仕事ができないと思ったから、探して外国まで行った。皆もそうすればいい。」
 
なるほど。。。外国まで行って夢を叶えたのがかっこいいと思ったけど、その気持ちが一気にしぼんでしまった、この一言。
外国行って苦労して、人にも優しい、人間的に立派な人なのかなぁ、とか思ったけど、おそらく、自分のそもそものバックグラウンドの幸福さ(お父様は不動産経営をしていて年収数千万らしい。そんなことも含めて。)を理解していないのではないかなぁ。
 
 
それから、身近な人のことを「半径5m以内の人」という表現をした時。
「この表現って、元ネタ何かあったんだっけ」と聞くと、
はあちゅうの本でしょ」と答える原田氏。
 
は、はあちゅうさん、、、久しぶりに聞いた。
 
はあちゅう知ってるんだ!」という私に対して
「うん、本は読むからね」と続ける原田さん。
 
はあちゅうさんを知っているという事を「本を読むから」とまとめる感性。
なんだろう。はあちゅうさんの本は買ったこともあるくらいだし、彼女のブログ読んで、私も感化受けて世界一周無料で行ったくらいだから、リスペクトはしてる。
だけど、彼女の本を読むことが「おれ、本読むから」と、どや顔で言う範囲に入るのか。
 
ショーペンハウアーの言葉をさらっと引用したわけではなく、はあちゅうさんの本のタイトルを知っている、という話。

 

半径5メートルの野望 完全版 (講談社文庫)

半径5メートルの野望 完全版 (講談社文庫)

 

 そして、その半径5mの人の話による彼の持論はというと・・・

 

自分の子どもや周りの人(半径5m以内の人)を幸せにする。

全員がそれぞれ、半径5m以内の人を幸せにすれば、それでみんなでHAPPYになる。
というもの。
 
これはいいと思う。正論。同意します。
マザーテレサも、「まずは隣人を愛しなさい」って言ってるし。
 
それに対する私の質問。
「それじゃあ、ビバリーヒルズの大金持ちは、その金持ち同士で親切にしあって、スラム街の貧困層はほったらかし。貧困層の人たちは、その人たち同士で相手を幸せにする。これでみんなが幸せになったって言えるのかな?」
 
(私の言いたいのは、たとえ、自分の半径5mから外れたとしても、困ってる人には手を差し伸べるべき)
 
原田さんは
「それぞれが、自分達の身内のみを幸せにすればいい」と答える。
「俺の住んでいた途上国Xでは、貧乏人はたまに政府から施しを受けていてそれを喜んでいて、いつも施しを待っていた。彼らはそれでいい。国がやるから。」
「他人のために使う金があれば、自分や自分の子どものために使いたい」
 
こういう考え方の人が、世界にいることは別に構いません。仕方ない。
だけど、私の半径5m以内に、こんな考えの人は置きたくない。
 
基本的にタバコは嫌いな私。
だけど、喫煙者の権利までは奪う必要はないと思う。
でもでも、初めから喫煙者と分かっている人と仲良くするつもりはない。
半径5mには置きたくない。
 
今の私にとって、彼は、久しぶりに性行為をできるかもしれない相手。
だから、私は、半径5mに入っている。
だけど、そこから出た途端、私は、ひたすら搾取される対象となる。
いや、既に、搾取は始まっているのではないか。
 
そんなこんなで、若干、議論をしながら、彼のアパートへ。
30歳の一人暮らしは、やっぱり、学生の家とは格が違う。
ソファに座った途端、「チューして」攻撃が始まる。
抱きかかえられてベッドへ。
 
赤の他人とは、シャワーとハミガキをしてから行為に移りたいんだけど、
そんなリクエストには全く耳を傾けてくれない。
 
自分自身と、半径5mの人の幸せしか祈らない原田さん。
私は、彼の幸せの道具になるのか・・・
 
(つづく)
 

大学院合格通知3つ目~出願校はすべて合格!~

前回、こちらのブログポストで、2校から合格通知をいただいたことは書きました。

大学院合格通知2つ目 ~人生のプランBについて考える~ - ポジティブでちょっとエロいお姉さんが大学院留学を 目指す日記

 

先日、ついに、3つ目の出願校からも合格通知(もちろん、英語の成績もクリアしているので条件なし)をいただきました!!

 

これで、応募した大学すべてから合格通知をいただいたことになります。

めでたしめでたし。

 

今回合格通知をいただいたイーストアングリアは、前回のポストの例に従うのであれば有名な中華料理屋さんで、ここに行ったら中華料理がまんべんなくいただけます。

ただし、特に食べたいと思っている餃子は、その中の一皿に過ぎず、とりあえずは空心菜とか酢豚とか、他のものもマストで食べないといけない。

 

あとはお金ですね。

 

そのお金を貯めるために、今こうしてメンエスで働いているわけですが、

なかなか先が見えない。あと1年こうして働き続けたらギリたまるのでしょうか。

 

はたして、授業料250万円の価値が、イギリスの大学院にはあるのでしょうか。

ノルウェーだっけ?大学院が無料なのは。調べてみよう。

 

今は、メンエスのお店のブログも書かないといけなくて、それに費やす時間もなかなか長いです。自撮り下手すぎてねぇ。

 

私は全くお腹出てないけど、まあまあ出てるように見えるでしょ?⬇️

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つづく。

自分がAV男優だったら、どんな作品を作れるか

先日、友人が、「高校の同級生がAV女優になった」と、教えてくれました。
その友人というのは、某ラテンアメリカの国からの帰国子女で、
同級生というのも、その国の日本人学校で一緒だった子だそう。
二人とも、ハーフ。
 
名前を教えてくれたので早速ググってみると、
「ヨーロッパから来たシンクロメダリスト!」というような触書で
作品デビューしている模様。
 
ネット上のコメント欄では「本当にシンクロをやっていたのか?」
「作品中に演技を見せていたから経験者ではないのか」といった憶測が飛び交っていましたがどうやら、本当にシンクロ経験者らしいですね。
 
シンクロ教室に通わせてくれたお母さんは、どんな気持ちなのでしょうか。。。
 
すごいなと思ったのは、この、「シンクロ」という技術と
「ハーフ」という特性を生かして、ヨーロッパから来たシンクロ選手、という
たぐいまれなる属性を、飽和状態のAV業界にもたらしたことではないでしょうか。
水中の技とか、柔軟性とか、水着の日焼けの痕もなんだかエロい。
 
AV女優というのは、適度に可愛くて身体的特徴(おっぱいが大きい、お尻が大きい、毛が濃いなど)があれば誰でもなれるというのではなく、こういった、技術、特性も必須になる時代なのですね。
 
 
メンエスに来て下さった常連のYさんに、この経緯をお話しし、質問してみました。
 
「あなたがAV男優だったら、どんな作品に出演できますか?ご自身の経験や特技を考慮してお応え下さい。」
 
一生懸命一生懸命考えた結果。
 
「うーん、特にないなぁ・・・。オフィスで部下の女の子にセクハラとか・・・?そんなん、腐るほどあるしなぁ。。。」
 
そうなんです。凡人が日常の延長上で考えるストーリーは、たいてい、前例があるのです。
 
 
私自信も考えてみたけど、やっぱり陳腐な物しか思いつかない。
 
 
英語の家庭教師の先生が、浪人生と・・・。とか、真面目なOLが上司と・・・。とか。
 
 
面白みがない。
 
 
Yさんと別れた後にも考えて考えた結果、一つ思いついた設定。
 
「美人通訳が、夜の接待も通訳」(←タイトルがパッとしなさすぎる。誰か助けて)
 
日本人上司と外国から来たお偉いさん(どちらも男性)の商談に同席した通訳。食事会の接待でも通訳業務を行い、二次会のキャバクラへ。それでは満足しなかったクライアントが、日本のラブホテルを見てみたいと言い出す。
それではデリヘルを呼びましょうか、という日本側上司に対して、いや、この通訳さんでいいんじゃないかという外国人。
 
といって、3Pをするという話。
 
行為中の男性2人の会話を懸命に訳す仕事人を私が演じます。
 
なんちゃって(笑
 
ありそうだけどね。
 
後でググってみよう。
 
 

メンエス日記~悩める医学生~

26歳のT君が来店したのは、連休の中日。
地方の公立大学の医学部に通っていて、長期休暇を利用して地元に帰ってきたところで、友達と飲みに行った帰りとのことでした。
 
いつも通り、新規のお客様なので、誓約書を一読の上、日付を入れて署名を頂く。
 
私「こちらに今日の日付をお願いします。」
T君「今日って、、、何年??」
私「2019年ですよ♪」
T君「そっか。俺、いつも色んな事考えてて。考えすぎて、そういうこと分からなくなるんだよな。俺、頭良すぎてさぁ。」
 
 
へ??
 
 
急に、俺様発言。頭がいいと西暦もわからなくなるのか?よく分からないけど、とりあえずシャワー室に送り込む。
綺麗になったT君をマットレスの上に寝かせて、タオルをかけて指圧。
 
私「T君、若いけど、メンエスってよく行くんですか?」
T君「いや、行ったことないんですよね・・・」
私「え??じゃあ、ここ、なんだと思って予約したの?」
T君「普通のマッサージかなと思って予約したんですけど、このパンツ見て、あれ、そーゆーお店なんかなって思いました。。。」
 
シャワーを上がったお客様が履くのは、小さな小さな紙のTバック
 
私「そーゆーお店って何?ここは風俗じゃないよ♪」
T君「そうなんですね、まあ大丈夫です」
私「特に疲れてる所かありますか?」
T君「頭が疲れてます。色々と考えちゃって。。。」
 
うわ、でた、頭使う発言。
なんだそりゃ。
 
仕方ないからその辺を聞いてあげることにする。
90分黙ってマッサージよりは、会話をした方が楽しい。
 
私「どんなこと考えてるの?」
T君「勉強のモチベーションが無くて。俺、頭はいいから、やる気になったらできるんだけど、どうしてもその気になれなくて。話していいっすか?」
 
そして、T君の身の上話が始まる。
 
まず、彼は、地方の公立大学の医学部の6年生で、医師国家試験が控えている身。
もともと、心理学に興味があり、精神科医を目指して医学部に入った。
たしかに、精神科っぽい(笑
なんか、精神科の先生は、その人自身も悩みを多く抱えているイメージ。あくまでイメージ。
 
高校3年生の時は、某有名大学の▲▲学部で心理学を学ぶことを目指していたが、残念ながら不合格。その後、実家で1年間の浪人時代を過ごす。
低所得の家庭で育ちで、実家は集合団地にあったというT君。
浪人生活1年が経過し、センター試験を翌日に控えた時、どうしても夜に眠れなくなり、団地の付近を散歩に出かけた。
 
T君「寝れなくて、夜、寒い中散歩してたんですよ。そしたら、エロ本が大量に捨てられてるの見つけてたんです」
 
ふむふむ。1年間の浪人生活してたら、妄想位しか楽しいことは無いでしょう。昔、なんかのコマーシャルで、受験生が、ワンピースで剣道してるお姉さんの妄想しているシーンがあったような。その頃はなんのことやらわかんなかったけど。
 
T君「一回家帰って寝ようとしたんですけど、やっぱりそのエロ本のことが頭から離れなくて。取りに戻った方が良いのかな、明日の朝には無くなってるかな。でも寝ないとな、って。」
 
結局、理性よりも性欲が勝ち、エロ本を取りに行ってしまったそう。
(この時、マッサージは後半に入り、あおむけになって膝下を触っている。)
 
T君「それで、部屋に戻って鏡見たんですよ。そしたら、後ろから、女の人がばああああああーー!!って出てきたんです!!!」
 
 
上半身を起こして、飛び出す女性を再現。
 
 
私「きゃあああああああ!!!!!」
 
 
話しが佳境に入っていたのと、急に上体を起こして迫って来られたので恐怖で叫ぶ。
 
T君「お姉さん、ごめんなさい。大丈夫?」
 
謎に心臓をバクバクさせている私をなだめてから、話を続ける。
 
鏡の向こうから飛び出してきた女性に驚いたT君は、必死にお母さんに助けを求める。
そして、翌日。センター試験当日。
 
T君「国語も、まあ、9割くらいはできてるかなって思ったんです。自己採点で。でも、2問目以降、全部マークミスしてたんです。」
 
どこかで一つずれてマークしてしまっていたのでしょう。
結局、希望していた大学は足きりで入れず。
 
T君「それでも、探してたら、後期に、ギリで今の大学に入れたんです」
 
そして、その医学部で6年間学び、医師国家試験を控えてるのだけど、どうしてもその気になれない。どうしたら良いのだろう、と悩んでいる所。
 
T君「お姉さんって、大学とか行ってるんすか・・・??」
 
一般的なイメージだと、もしかしたら、こういうお店で働いてる人は低学歴なんでしょうか。よく聞かれる質問の一つです。
 
私「実は、私は、T君が最初に行きたいと思ってた○○大学の▲▲学部出身だよ♪」
T君「え!!!!!!」
 
再び状態をがばっと起こす。
 
T君「そうかー、やっぱり、なんか賢いと思ってたんだよなぁ!!!」
 
正直、▲▲学部は変人の集まりで、さほど世のため人のためになる学問を追求する学部ではないけれど、入試の大変さから言うと驚かれるレベルでしょう。
 
ちなみに、大学は、ここには書きたくないけど、東大・京大・早慶くらいの感じです。
 
T君「お姉さん、ここ来る前ってどんな仕事してたの?」
私「外国で働いてましたよ。英語の他にもう1か国語話せるんです」
T君「すごっ!!何か国くらい言ったことあるの?」
私「仕事とプライベート合わせたら40ヶ国はあるよ」
T君「!!!!!まさか、マッサージのお店で、40ヶ国も行ったことある人に出会うとは思ってなかった。そもそも、そんなに行ったことある人なんて日常で会えないし。」
 
私は、自分の学歴とか、今までの経験をそんなに人に自慢するつもりはありません。でも、やっぱり、メンエスだと、女の子を下に見てくるお客さんはいる。
そんな人たちに、彼らが鼻にかけているだろう学歴とか、ビジネススキルとか、経験を認めてもらえるのはやっぱりうれしい。私は男に媚び売ってここまで生きてきたわけではない。
 
やっぱり、学歴は、人に認められる項目の一つ。
 
私「精神科医になるかならないか悩んでるんだとしても、とりあえず試験は受けた方が良いよ。そんなに裕福じゃない中で、浪人させてもらって、6年も大学行かせてもらったんだから、とりあえず親に感謝もしないと。それに、将来何にするにしても『医師』って肩書があった方が話は聞いてもらえるよ。今のままだったら高卒になるんじゃない?」
 
と、私なりに精一杯のマトモなアドバイスをする。
 
ちなみに、医師免許を取得しなくても、大学は出るので高卒にはならないらしい。
 
T君「そうっすねぇ。お姉さんと話せて良かった。Line教えて!!」
 
もちろん、それは教えません。
 
「勉強頑張ってね♪」と、声を掛けて、お別れしました。

誰かがじっと見てきて不快な思いをしたら読む記事

身に覚えがありますか?こんなこと。

通りすがりに、誰かにじっと見られること。

 

むかーし、東京の三越前近くで信号待ちをしていたら、信号の向こう側に超イケメンがいたので、思わずじっと見てしまったことがあります。

信号が青に変わって、こちらに来るところも、じーっと見てしまいました。

 

一瞬目が合った気がして「どきっ♡」として、よしよし、今日はいいことがあったなと思っていたところで、ふと我に返って気が付いた。

 

Mrイケメンは、車いすに乗っていた。

 

車いすに乗っていたけれど、日本橋サラリーマンらしく、スーツに身を包んでパリッとした感じだった。

車いすの原因が、先天的なものなのか、一時的にギプスとかしてたのか、そこまで全く見ていなかった。

なぜなら、イケメンだったから。

 

イケメンだったからじっと見た。

彼が車いすだったからとか、もしかしたら障がい者だったかもしれなかったということは、全く眼中になかった。

 

彼は、じっと見てきた私に対して、どう思ったのでしょう。

 

車いすが珍しいのかよ!見るなよ!」

「手助けなんていらないからな!」

「足先がないからってじろじろみるなよ!」←足先がどうなってたかは知らない。

 

あるいは、

 

「どの女も、顔見てきてうっとうしいなぁ」

 

彼がどう思ったのかは私はわかりません。

逆に、私がどうして彼を見たのかを、彼は知る由はありません。

 

「すみません、さっき、僕のことをじっと見ていたようですが、なぜですか?」と聞く変人はまずいない。

 

誰かにじっと見られたとき、その理由を知ることはできない。

 

だったら

 

「自分がイケメンだから/綺麗だから見てくるんだ」

と、信じればいい。

 

ネガティブな感情を持ったって、何も変わらない。

自分が綺麗だから見られてると思って、胸張って歩けばいい。

 

自分が絶世の美女だという自覚があったうえで、人に見られるのは恥ずかしいという場合は、もう、自分で慣れるしかない。他人の目の保養になることを誇りに思って生きるしかない。

 

赤の他人の行動は変えられない。

(これを変えようとするのが消費者マーケティングなのかな・・・?笑)

自分が、世界をどのように見るかを変えれば、世界は変わる。

 

20歳のお友達(前仲良くしてたセフレ)には、「勘違いだよ」って言われることが多かったけど(笑

それでも、誰にも迷惑かけずにHappyに生きられたらこっちのもん。

 

あれ、でも、前のブログで、見られることに対する不快な感情を表してしまったこともあったっけ(笑

diary-of-kiyo.hatenablog.com

 

でもまぁ、これも、見られて怖い!って書いたけど、女性として見られてるってことなので良しとしましょう。

 

 

そういえば、人生のプランBとして、応募していた会社さんからお祈りメールが来てしまいました・・・。次の会社に応募するチャンスをいただいてありがとう。やっぱり、借金してでも留学行けって神様が言ってるのかな?笑

 

メンエス日記~どこにでもいそうなサラリーマンG様~

 「平凡」というのはネガティブワードでしょうか。

 

「変人」「変わってる」「人と違う」ということが最高の誉め言葉である私にとって、「平凡」はぜひとも避けたい形容詞の一つですが、平凡で普通の幸せを手に入れるということに憧れがないと言えば嘘になります。

 

今回のお客様は、そんな、普通の幸せを手に入れていそうな同世代のG様。

 

私「いらっしゃいませ。どうぞー♪奥のソファにおかけになってお待ちください♪」

 

180cm近くの高身長、がっちりした体つき。学生時代は体育会だったのでしょう。

 

初回のお客様用のサインをいただき、上着をお預かりする。

私「メンエスはご利用になったことはございますか?」

G様「はい、何度も。」

私「あ。それでは、流れはわかりますよね。シャワー浴びていただいて、紙パンツを履いてこちらに戻ってきてくださいね♪」

 

メンエス常連の長身さんは、脱いでもやっぱり立派な体つき。若い頃はもっと締まっていたんでしょう。左手の薬指にはシンプルなシルバーのリング。

 

G様は32歳。食料品を主に扱う商社でお勤めとのこと。

 

私「Gさん、脚すごいですね!!プロレスラーか何かかと思いました!」

 

褒めてるのかどうかわからないけれど、マッチョっぽい人にはなぜかいつもレスラーかと聞く(笑

 

G様「レスラーじゃないよ(笑)ただのデブ」

私「えええ、そんなことないですよ!!何かスポーツなさってたのかなって思いました」

G様「うん、ラグビーやってたよ」

 

おおおお!!ラガーマン、大好物です♪

(↑心の声)

 

私「そうなんですねー!素敵です!ポジションはどこだったんですか?」

G様「え?そんなこと言ってわかるん?」

私「なんとなくはわかりますよ♪1がプロップで2がフッカーですよね?」

G様「おお、よく知ってるじゃん。3は?」

私「えーっと、、、もう一回プロップ?」

G様「正解!!僕もフォワードだったよ」

 

なるほどー。もともと脂ののったフォワードさんが、引退、就職、結婚といったライフイベントを経て現在の形にたどり着いたのですね。それでも、まったくスポーツをやらずにこの年になった人と比べたら全然悪くないと思いますけどね。

 

私「今はもうラグビーしてらっしゃらないんですか?」

G様「2~3年前にもう辞めたねぇ」

私「なんで?」

G様「うーん、子供もできたしねぇ。時間ないよね」

私「そうなんですね。じゃあ、週末は今は何してるんですか?家族サービス?」

G様「そうなるね」

私「今週末は何かご予定あるんですか?」

G様「特に決めてないけどね。子供連れてどっかでかけるんだと思うよ」

 

自分の子供と遊ぶ、という週末の過ごし方は、世間一般が思い描く理想。

好きな人と結婚して、子供をもって、週末は家族で過ごす。

そんなジャパニーズドリームをかなえるために、人々はよい企業に就職することを望むし、そのために、学校で勉強を頑張ってきたのではないでしょうか。

 

絵にかいたような、幸せな、理想的な、そして、平凡な週末。

 

私「ご結婚はどのくらいしてらっしゃるんですか?」

G様「27歳の時だから、、、5年前だね」

私「え?若かったんですね!!」

G様「そう?」

私「結婚のきっかけとかあったんですか?」

G様「いやー、長く付き合ってたからね。学生の時から」

 

仮に4年生の時から付き合っていたとしても5年間。

社会人なりたての遊び盛りの頃も一人の女性と付き合っていた様子。

 

私「こんなお店来て、奥様に怒られませんか?」

G様「いや、ばれてないと思う。飲んできたーって言って帰るから」

私「そうなんですね。奥様にマッサージしてもらったりはしないんですか?」

G様「いや、ないない。もう、だいぶご無沙汰だよね」

私「え?奥様とはないんですか?」

G様「ないねぇ。1回期間が開いちゃうと、なんて言い出していいかもわからないし・・・。何もしてないね」

私「じゃあ普段はどうしてるんですか?風俗?」

G様「風俗は行かないよ。向こうが寝た後に、一人でリビングでするね」

私「奥様も一人でしてたりして・・・・!」

 

学生時代から付き合っていて結婚。

おそらく、結婚式には、昔からの友人がたくさん集まったんでしょう。

ラグビーやってたのだったら、部活の仲間もたくさん集まっただろうし、商社マンだったら、同じような、体育会系のイケイケドンドンのお友達がたくさん来て、二次会も盛り上がったんじゃないかな。(←ステレオタイプ的偏見による独自妄想)

 

そんな、幸せに見える結婚の5年後が、性生活の終焉と、旦那さんのメンエス通い。

まだメンエスでよかったのかな。

 

私の邪推がだいぶ入ったけど、お話をした印象は、なんだか虚しい結婚生活。その裏側としてのメンエス

 

 

結婚の楽しい面、例えば、子供と3人で川の字になって寝るとか、そういうことはもちろん、私には話してこないと思うから、結婚にも良い面があると思うけどねー!笑